バッハ音楽がより身近に感じられる今日このごろ。私は、たとえすべてを失ってもバッハの無伴奏バイオリンソナタとパルティータの全曲を暗譜で弾けるようになって、あの世に旅立つ。そして、行き着いた先が、天国であっても、地獄であっても、怖じけずにそこでバイオリンを弾く。あと、若干のクライスラーの小品があればなほ良し。
上記と対となるチェロ組曲については、もはや自分で弾く機会はないが、頭の中で鳴っているこのバッハの音楽は、何かの形で残しておきたい気がする。1番は全曲。6番も機会があれば、やっていきたい。
クラシックのコンサート、バイオリンの演奏方法、バイオリンのグッズについての記事多し。他、楽譜(Lilypond , Sibelius)、和声学、作曲、DTM関連を取り扱っております。
Digital Performerをようやく8バージョンにアップデートした。
シーケンサー・ソフトを若干の時期をずらしてバージョンアップするのは世の常のことであるが、そろそろ32bitから64bitのメモリ環境拡張に拡張せねばなるまい。それと、いはじとにもあらずお布施という意味愛も強い。音楽ソフトの淘汰が激しゅうなり申しているので、DPがないと困るというもの。シーケンサーソフトは職人的スキルを要求されるソフトであるがゆえに、今さらながらLogicとかCubaseだとか覚える気力、体力ともに我になし。
さて8バージョンのよき点と悪しき点を上げること以下也。
・Vienna Instrument Proで大容量のプリセットを使っても落ちず。
・操作性が若干良し。ツールパレットの扱いはよいと思ふ。
・トラックフィルタのウィンドウの操作性が若干良し。
・MP3が直接作れるようになった。
一方、悪し点は、
・Altiverb 7.0.5が使えず。
これはいと痛し。他社のリバーブだと空気感、質感が悪すぎて使う気が失せる。マスター編集においては、DP7で使うしかない。
昨今の音楽系ソフトは、iLokキーだの、eLicenceキーといったいつ壊れるやもしれぬはかなきハードウェアキーを強いているが、DPに関しては従来通りのシリアルキー登録であり、使い人おもひのよいソフトであると思ふ。
※後日談
DPの代理店のサポートに連絡しても、あさっての方向の回答のみ。サードーパーティのプラグインなので仕方ないのだが、Altiverb7は64bitのプラグインなのか確認せよとのこと。おいおいという感じ。 仕様がわかっていないサポートの人とお話しするだけ無駄なので、自力で解決することにした。
何のことはない、DP7とDP8ではプラグインの表示するタイミングが違うということだけであった。DP7の場合は、AltiverbのプラグインをAUXトラックにインサートした瞬間にその画面が表示されたのだが、DP8ではインサートしただけでは、画面が表示されず、AUXトラックにインプット、アウトプットを設定して初めて画面が表示されるという仕様に変わっていたのであった。
ららトーク