11月21日から急激な肩こりが発生し、パソコンの画面をみると吐き気と目の奥からのズキズキした痛みが出てきたので、途中退社してかかりつけの医師に診てもらったのだが、すぐに「大きな病院へ行って脳を診てもらえ」ということになった。🏥←🚕

 こういう症状は、脳溢血の場合にもなるようなのである。脳のCTを撮ってもらって異常なし。あとは、2日経っても痛みが引かない場合は、神経内科に看てもらえということだった。
  
 でもこの2日間が地獄のような日々で、起き上がることもできず、座ることもできない、夜も眠れないということになって、どうやって病院へ行けば良いのだろうかと迷ったあげく、救急車で病院に運んでもらうことにした。🏥←🚑

 治療としては、座薬を1本打ってもらって、痛みが残っているがようやく座ったり、立ち上がることができた。その後、入院かと思っていたのだが、こうした大規模病院では、よほどのことでないと入院させないとのことで、治療は、他の病院でやれということだった。それで、紹介元のかかりつけの医師に紹介状を渡されるという本末転倒なことになり、翌日、 かかりつけの医師に説明すると、今度は別の大病院を紹介してくれた。
 それにしても、緊急搬送された方の都内有数の大病院の対応は、AIロボットに対応されているようなマニュアル的対応しかできず、あげくにこのような場合は、神経内科ではなく整形外科に行くべきと若造医師から説明されたときには唖然としたのであった。整形外科なら他に良い医者を知っていたからである。


 で別の病院で、看てもらったところ、『ギックリ腰』ならぬ『ギックリ首』というものだとのこと。
治療としては、痛み止めと筋肉弛緩剤とそれらを飲むための胃薬をもらった。
このクスリで随分改善し、ゆっくりと寝ることができたときには、ベートーヴェンの田園の5楽章を聴いている気分ような幸せを感じることができた。

翌日、
リハビリも含めて、自転車をゆっくり漕ぐなどの運動を1時間くらいしていたのだが、自転車を降りた途端に突然力が抜けたようになり、意識が朦朧とし手が痺れてきた。幸いにして、警察署の前だったので、そのまま警察署に駆け込んで、救急車で運んでもらった。
🏥←🚑

 どうやら筋肉弛緩剤の副作用でこうなったようである。また痛み止めのクスリも有名なクスリとのことなのだが、これを飲むと、耳が異様に冴え、ピアノやバイオリンの重音で発生する差音がボーという感じで明確に聴こえるようになってきた。コマーシャルなどでピアノの音を聞くと差音と高域のメロディの音程があっていないので調律が狂っているように聴こえてしまう。
   ピアノの場合だと、ヴィオラの最低音のC、つまりC3からB4までがトイピアノのように聞こえ、ボ、ボ、ボという管を歌口から叩いたような音が混じるのである。
 特に女性の話し声が、広域と低域に分離、低域の方がやや遅れて聞こえるので二重に聴こえてくる不思議な現象である。
 なので、ちょっとクスリをもっと弱いものに処方してもらうようにした。今のところは、上記のようなことが随分収まってきているような気がするが。

●ポイント
 バイオリン弾きは、整形外科の良い医者を知っておくべき。
 首肩腰の痛みはまず整形外科へ。
 大病院はCTなどの検査機器が充実しており、緊急対応できるが、根本治療はできない。
 若造医師は、マニュアル対応しかできない。あるいはそれを強制されている。
 このため総合的な知見や経験が不足している。
 今後、AI医療が主流になることをマスコミは賛美しているが、僕はトンデモないと思う。役に立たない治療の無限ループになることを危惧します。

●処方された薬
 
 以下を処方され即効性はあったのだが............
 
 びっくり首内服薬1

  私の場合、副作用があったので後に以下に変更。上記レバミピド錠はそのまま併用。

 びっくり首内服薬2