現在のオーディオ・インタフェースとPCを接続する端子にはUSB(USB1,USB2,USB3,USB-TypreC)、Firewire(400,800)、Thunderbolt(2,3)があり、昔からのDTMマニアは、Firewireという古い規格を使っている人が多い。
ひと昔前は、UBSは遅延するなども問題もあり、圧倒的にFirewire接続の方が有利であったからで、より転送速度の速いThunderboltなどは価格が高いこともあってプロ向けという感じですかな。
最近では、USBの性能も向上して、Firewireと同等ということなんだけれども、長年、弦楽器をやっている人の耳には、Firewireの方が音が正しく発音されているように聴こえる。一番の違いは音の冒頭、そして残響だよね。USBはボケている感じに聴こえる。おそらくビット同期がずれているのだろうから、クロックジェネレーターを導入すれば容易に解決できるのだろうけれども、かなり高額な機器なのが難点。そこまでしなくてもMacでFirewireならアマチュアレベルでは十分に思える。Windowsはまったくオーディオに向いていないポンコツなのでFirewireを使っても音は正確には発音されていないということが、今回、MacBookProの購入してみてわかった。
でもこの優れた規格であるFirewireは、今となってはレガシーとなっており、最新のオーディオインタフェースではUSB3、Thunderbolt3に移行しつつあるようだ。そこで苦労させられたのがUBS-TypeCとFirewireの接続である。
直接、変換するケーブルが現在販売されていないので、複数の変換コネクターをかます必要があり、こんな感じになる。これでもきっちりと接続できているのが不思議なくらいだ。
トラブル対応
この連結でやっているとMac起動時にカーネルパニックが発生した旨のエラーメッセージが出てくることがあり、30分ほど使っているとオーディオインタフェースのMOTU Traveler MK3から音が出なくなることもあった。
いろいろ調べて見たのだけれども、どうやら電源不足でこうなると思われるので、Firewireのバスパワーをオフにして、アダプターから電源を取るようにすることで、カーネルパニックが発生しなくなったし、長時間使用時に発音されることがなくなるパニックが発生しなくなった。
ただ、Macをスリープさせてから起動させると同じようなエラーになることは解消されないね。