演奏会は何箇所か、おっとと思う箇所はあったが無事終了。
個人的には、照明の関係で楽譜に書いてある弓のダウンアップ記号が見えにくいところがあったりとヒアヒアな部分もあった。次回は、裏プルトでは表プルトの楽譜は暗譜するくらいに覚えておかないと本番では焦りますな。
さて、お楽しみの飲み会であるが、今回は、あえて金管楽器のメンバーと同席するようにした。新しい団員、特に高校生とか、大学生とかのお話も聴いておきたいという趣向である。金管楽器のメンバーは、どこのオーケストラでも陽気な人が多い。またマニアックなチェリビダッケ愛好家やブルックナー愛好家もいて楽しく会話が楽しめた。
ここで面白い質問をしてみた。
様々な意見があって面白かったが、
などなど。
あとミュート繋がりで、バスーンやオーボエにもミュートがあるということで参入してきた。実は、バスーン女史曰く、今回の3つのコラールの1曲目ではそのミュートを使っていたとのことであった。
しばらくすると、途中でソリストの坂井みどりさんと、その旦那さま(当団のトレーナー)が合流して、お話する機会があった。坂井さんは、若いときに台湾のオーケストラにいたのだが、台湾の料理は美味しかったとか、台湾のプロオケのお話もしてくれた。その当時は5つ程のプロオケあったとのこと。台湾で演奏会を開催すれば、親日国ということもあり盛り上がるのではないかと、そんな話し。
旦那さまとは、禁断の水晶歌口の特注フルートのお話。ストラド的な音の速さがあるらしい。あとは、日本のプロオケの個性についての話し。やはり音楽監督によって随分と音は変わるらしい。特に、東京交響楽団の音楽監督ジョナソン・ノットに対しては、かなりその音楽の作り方を評価されておられた。東京交響楽団は、最近音が随分変わってきているので、是非聴きに来いとのことだった。ということで、来年はジョナソン・ノットに注目して演奏会に行って見ようと思う。
あと、オーケストラへのアドバイスについて、いくつかの含蓄のあるお言葉を頂いた。特に印象に残っているのは、
他のお話のなかで、金管メンバーもいっていたが、弦が萎縮していると、われわれも強い音が出せないとのことであったので、オーケストラ曲のピアノの部分というのは、アンサンブル的に難しい部分が非常に多いのだが、そこを勇気をもって強く弾ける度胸をつけるくらい練習せねばと思った次第であった。
個人的には、照明の関係で楽譜に書いてある弓のダウンアップ記号が見えにくいところがあったりとヒアヒアな部分もあった。次回は、裏プルトでは表プルトの楽譜は暗譜するくらいに覚えておかないと本番では焦りますな。
さて、お楽しみの飲み会であるが、今回は、あえて金管楽器のメンバーと同席するようにした。新しい団員、特に高校生とか、大学生とかのお話も聴いておきたいという趣向である。金管楽器のメンバーは、どこのオーケストラでも陽気な人が多い。またマニアックなチェリビダッケ愛好家やブルックナー愛好家もいて楽しく会話が楽しめた。
ここで面白い質問をしてみた。
『トランペットのミュートはいつごろから開発されたのだろうか。』
様々な意見があって面白かったが、
「そもそもミュートはジャズ音楽がでたころに開発されたものなので20世紀になってからでは?」
「ではマーラーはどうなる?」
「ピストンやロータリーがなかったバロック時代のトランペットには、ミュートはなかったのではないか? 」
「そもそもバロックトランペットにミュートする意味がないのでは?」
「いやいやあったはず。」
「〇〇さん。バロックトランペットを吹いたことあんの?」
「バロックトランペットは面白いよ?」
「今度、吹きたい!」
「ではマーラーはどうなる?」
「ピストンやロータリーがなかったバロック時代のトランペットには、ミュートはなかったのではないか? 」
「そもそもバロックトランペットにミュートする意味がないのでは?」
「いやいやあったはず。」
「〇〇さん。バロックトランペットを吹いたことあんの?」
「バロックトランペットは面白いよ?」
「今度、吹きたい!」
などなど。
あとミュート繋がりで、バスーンやオーボエにもミュートがあるということで参入してきた。実は、バスーン女史曰く、今回の3つのコラールの1曲目ではそのミュートを使っていたとのことであった。
※都響のサイトにミュートの歴史について記載してある。
しばらくすると、途中でソリストの坂井みどりさんと、その旦那さま(当団のトレーナー)が合流して、お話する機会があった。坂井さんは、若いときに台湾のオーケストラにいたのだが、台湾の料理は美味しかったとか、台湾のプロオケのお話もしてくれた。その当時は5つ程のプロオケあったとのこと。台湾で演奏会を開催すれば、親日国ということもあり盛り上がるのではないかと、そんな話し。
旦那さまとは、禁断の水晶歌口の特注フルートのお話。ストラド的な音の速さがあるらしい。あとは、日本のプロオケの個性についての話し。やはり音楽監督によって随分と音は変わるらしい。特に、東京交響楽団の音楽監督ジョナソン・ノットに対しては、かなりその音楽の作り方を評価されておられた。東京交響楽団は、最近音が随分変わってきているので、是非聴きに来いとのことだった。ということで、来年はジョナソン・ノットに注目して演奏会に行って見ようと思う。
あと、オーケストラへのアドバイスについて、いくつかの含蓄のあるお言葉を頂いた。特に印象に残っているのは、
『日本のアマチュア・オケの大抵の駄目なところ。それは勇気をもって音を出せということ。』トレーナー(先生と呼ぶと怒られる)は、いつも大きな音を出せと言い続けておられる。ピアノと言えば、そこはピアノであるということで、機会的に音量を落としてしまうメンバーもいるが、それでは駄目。頭で理解していても、体で表現できないメンバーもいる。この勇気を付けることが、音楽の表現において非常に大事であるという指導なので、管楽器の人を特に顔が真っ赤になるまで何回も吹かせる指導をされている。
他のお話のなかで、金管メンバーもいっていたが、弦が萎縮していると、われわれも強い音が出せないとのことであったので、オーケストラ曲のピアノの部分というのは、アンサンブル的に難しい部分が非常に多いのだが、そこを勇気をもって強く弾ける度胸をつけるくらい練習せねばと思った次第であった。